【体臭・ワキガ】ワキガの筆者がおススメする体臭対策
はじめに
ここ最近、日本人の「臭い」に対する関心は非常に高くなっていると思います。
なかでもわきの匂いについて悩んでいる人は多いのではないでしょうか。
実は私もそのひとりで、親友や恋人に指摘され、学生時代からワキガに悩んできました。
そして年齢を重ねるごとに匂いは強くなり、現在のスペイン人の旦那さんからも、「日本人なのになぜそんなに体臭が強いの?」と言われています。(笑)
今回はそんなワキガである筆者が愛用する商品をご紹介しようと思います。
そもそもワキガとは?
ワキガの正式名称は【腋臭症(えきしゅうしょう)】とされています。
けれどワキガは病気ではなく、遺伝性の体質(個性)です。
日本では腋臭症の人の割合が欧米と比べ少数であることと、
また昨今の様に匂いへの関心が非常に高い日本人の意識の中で
「ワキガ=強い匂いを発する病気」のイメージが定着してしまったとも言えるでしょう。
※ちなみ世界に目を向けてみると白人の80%以上がワキガ体質であるのに対して、
日本人では全体の10%程度にしか該当しない為、かなり少数派の体質と言えます。
ワキガのメカニズム
汗を分泌する汗腺は2種類あります。
①エクリン腺/全身にある汗腺
②アポクリン腺/ある限られた場所にだけ存在する汗腺(耳・脇・性器などの周辺)
この②アポクリン腺がワキガの原因となります。
もともとは無臭であるものの、汗に含まれている脂肪とたんぱく質が、
皮膚の常在菌と合わさることで特有の匂いが発生します。
ワキガ度セルフチェック7項目
わきから強い匂いがするからと言って必ずしもワキガとは言い切れません。
まずは下記のセルフチェックをしてみましょう。
✔︎肉や乳製品を好んで食べる
✔︎耳垢が湿っている
✔︎脇汗が多い
✔︎体毛が濃い
✔︎下着が黄ばんでくる
✔︎入浴後、1~2時間経つとわきが匂う
✔︎家族にワキガ体質の人がいる
いかがですか?
3項目以上当てはまるとワキガの可能性が高いと言えます。
下記のワキガ対策の項目をチェックしてみましょう。
ワキガ対策
<こまめに汗を拭き清潔に保つ>
わきの常在菌により匂いの発生が促進される為、汗をかいた場合はこまめに拭き取りましょう。
わき汗を拭き取る際には市販されている汗拭きシート(ギャッツビーデオドラントペーパー/ビオレさらさらパウダーシートなど)を使用することをオススメします。
殺菌効果が含まれていたり、パウダーが含まれているものは拭き取った後に爽快感を得られます。
<毎日入浴をする>
1日を終えるとわきの常在菌は汗や汚れによって増殖します。
増殖した菌は匂いの発生を促すため、毎日入浴をしてわきを清潔に保ちましょう。
また半身浴などで発汗を促進しアポクリン腺に溜まった汚れを排出させ、匂いの元となる老廃物をためない様にしましょう。
入浴の前にウォーキングやランニングなど軽く汗を流すと汗腺が開き、より効果的です。
<通気性の良い素材の服を着る>
わきの下は汗をかきやすい上に、皮膚と皮膚との密着度が高く非常に蒸れやすい場所です。
通気性の悪いポリエステルなどの素材だとわきの汗が乾きにくく、菌の増殖を促進します。
汗が乾きやすく、湿気がこもらない素材の服を選びましょう。
また、わきに密着する様なデザインよりもゆったりめのものを選びましょう。
<食事内容を見直す>
動物性たんぱく質・脂質の多い食事から植物性たんぱく質・脂質を控えた食事内容に見直しましょう。
前述した様に汗に含まれるたんぱく質・脂質から出る老廃物が増えることで匂いの元となる原因物質の発生を促すことがあります。
<ボトックス注射・手術を受ける>
【ボトックス注射】
わきの下にボトッックス注射を打つことで汗の分泌を抑えることができます。
手術に比べて施術時間は数十分と短時間ですが、効果持続期間は半年から9ヶ月ほどと永続的なものではない為、定期的に治療を受ける必要があります。
以前は保険適応外だったのですが、2012年より一定の診断基準を満たしていれば保険適応が可能になりました。
【手術】
また外科手術に関しては脇のアポクリン腺を含む皮膚組織を取り除き、匂いをもとから経つ方法です。こちらは保険診療も利用が可能です。
<ボデイケア用品の使用>
私は海外で暮らしていますが、こちらの人たちにとって体臭対策の為の制汗剤の使用はごくごく当たり前です。
スポーツクラブでもシャワーを浴びた後はみんな制汗剤を使用しています。
制汗剤にはクリームやジェル、スプレータイプなどがあります。積極的に使用しましょう。
このページの最後に筆者がおススメする制汗剤をご紹介しています。
2018年 ワキガ対策商品ランキング トップ5
<1位>クリアネオクリーム
商品名/クリアネオクリーム
価 格/4980円
殺菌成分(イソプロピルメチルフェノール)と制汗成分(パラフェノールスルホン酸亜鉛)のダブル成分で匂いの元に作用。
さらに消臭効果のある柿渋エキス、他にも匂いの抑制効果があるとされる植物性成分を配合しています。
無添加・無香料で肌にも優しく、肌を美しく保つことができるので、女性でも安心して使うことができます。
<2位>パースパイラント デオドラント ロールオン
・商品名/アンティ パースパイラント デオドラント ロールオン
・価格/1830円
1968年、ニューヨークに誕生した、老舗のスキンケア会社の商品です。
皮膚科医の指導のもと開発を続けており、全ての製品が無香料・アレルギーテスト済み。
ロールオンタイプで簡単に使用でき、長時間ニオイを抑えることができます。
<3位>パースピレックスコンフォート
・商品名/パースピレックスコンフォート
・価格/2992円
パースピレックスはデンマークに本社を置き、製造も現地で行っています。
汗腺に直接作用し、肌への負担も少なく、長年世界中で大ヒットしている商品です。
一度の使用で最大5日間効果が持続する為、コスとパフォーマンにも優れています。
<4位>ミョウバンスプレーEX
・商品名/ミョウバンスプレーEX
・価格/2592円
ミョウバンは高い消臭効果があり、ワキガを始めとする体臭予防対策の商品に用いられています。
ミョウバンスプレーは雑菌・消臭・発汗抑制の3大効果に加えてミョウバンの力を最大限に生かす成分をベストバランス配合しています。効果は一日中持続し、わきの汗の匂いを抑えます。さらに日常的に使用する事で使う度に体臭が減少していきます。
<5位>クデオジェルクリーム
・商品名/クデオジェルクリーム
・価格/3240円
クデオジェルクリームの独自成分(チャエキス・ダイズエキス・クララエキス、クロルヒドロキシアルミニウム・CAE)は前述した常在菌に対して高い殺菌効果が認められており、殺菌効果と匂い抑制のW効果がワキガの匂いの元からブロックします。
また無香料・無着色、オイルフリーでベタつかない使用感も好評で、抗菌試験やパッチテストなどの安全性試験も実施。高品質で肌にも優しい商品です。
ワキガの筆者がオススメする体臭対策
<オススメの食事>
【動物性タンパク質から植物性タンパク質に変え、脂質を抑えた食事をとる 】
筆者は朝・夜・またスポーツクラブで汗を流した後、ホエイプロテインをとるのが日課でした。
それに加えて日常的に鶏ムネ肉を食べていましたが、この頃の体臭は特に酷かったです。
ジムでワークアウトをしている最中から匂い始め、シャワーを浴びる時に脱いだジムウェアからはこの世のものとは思えないほどの匂いがしていました。
そこでプロテインはソイプロテイン(大豆)に変え、普段の食事においても肉から豆製品に変えてタンパク質をとる様にし、野菜も積極的に摂取する生活へ変更した結果、以前に比べて明らかに体臭が抑えられる様になりました。
これは動物性タンパク質や脂質、乳製品を多く摂取することで体が酸化し、そのことが強い匂いを発する原因となるためです。
また体臭だけはなく、若い頃から悩んでいた背中にきびもなくなり肌もとても綺麗になりました。
<オススメのボディソープ>
【ライオン】プロテク デオドラントソープ
・商品名/プロテク デオドラントソープ
・価格/447円
殺菌成分イソプロピルメチルフェノールが体臭の発生を抑えます。
洗い上がりがとても爽快で、使用後には肌のベタつきと匂いがウソの様に消えます。
詰め替え用もあり、コストパフォーマンスもよく、お財布にも優しい商品です。
30代を超えた頃から出始める加齢臭対策にもオススメしたい商品です。
<オススメの制汗剤>
【Sanex サネックス】
サネックスはイギリスの会社で1984に設立されたスキンケア製品の会社です。
スペイン人の旦那さんが愛用していたので、ちょっとお借りして使用してみたところ・・これはすごい。
製品の微かなシトラスの匂い以外、嫌な匂いが一切しません。
また持続性もあり、朝わきに塗っておくと夜になっても効果が持続しています。
スペインのスーパーマーケットにはこの商品が多く陳列されていて、現地の人の間では非常に人気がある制汗剤です。
朝シャワーを浴びた後、この制汗剤を塗り、夏場など汗をかきやすい時期にはボディペーパーと合わせて使っています。
数種類の商品がありますが、うちの旦那さんはこのグリーンキャップの商品がお気にいりです。
Sanex ウェブサイト(英語)
いかがでしたか?
ワキガや体臭が原因で、過剰に周囲の目が気になったり、気持ちが塞ぎ込んだり、とても辛い思いをしている方も多いのではないかと思います。
筆者も非常に悩んだ時期もありますが、冒頭に述べた通り病気ではなく体質(個性)だと出来るだけ前向きに捉える様にしています。
今回ご紹介した体臭対策が少しでも皆さんのお役に立てたならとても光栄です。